散文詩の間へ
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翠玉館玄関へ
Given life
与えられてしまった生が
手に負えない時はどうしたらいいのだろう。
重く圧しかかるそれは緩やかに気道を塞ぐくせに
簡単に下ろす事を許さない。
自分のものでありながら思い通りに扱えない煩わしさに息が詰まる。
いつか手放せる時が来るのを待ちながら
悲鳴を押し殺し黙々と歩く。