散文詩の間へ翠玉館玄関へ

『Time goes by』


待ってはくれない時間の中

忙しなく歩いてきっとたくさんのものを見落としてる。

目に見えるものや大きなものばかり追い求めてはいないかと

立ち止まって目を凝らし耳を澄まそう。

非力で震える自分も受け入れ歩き続ける。

どれほどの時が過ぎても

求めるものにいつか手が届くと信じて。